第18回定時総会の様子-第1部-

第1部として、フォレストベンチ研究会の2016年度の事業報告について紹介します。
事業報告
①現場見学会の開催
2016年11月8日、関西方面で現場見学会を開催しました。当日は朝から非常に激しい雨に見舞われ、参加者も少なく残念でしたが、和歌山県岩出市の紀北西道路、滋賀県大津市の大津大放水路、京都府京都市の京都動物園の3か所を見学していただきました。
京都動物園のフォレストベンチの様子。ここは規模が小さく1段だけですが、このような場所にも活用できます。
②クリアフォルダの制作
説明会などで資料を配布するときに使用するクリアフォルダを制作しました。パンフレットの表紙とデザインを統一し、フォレストベンチの水平面に花が咲くようなイメージになっています。今回の総会でみなさまに一部ずつお渡ししました。
今回制作したクリアフォルダは一番下です。現行のパンフレット(一番上)、間伐材利用促進のパンフレット(真ん中)とデザインを統一し、PR効果を狙います。
③林野庁長官賞を受賞
間伐・間伐材利用推進ネットワーク主催の「間伐・間伐材利用コンクール」の製品づくり・利用部門において、最高賞の林野庁長官賞を受賞しました。「景観性の向上と間伐の促進」「住民参加型の森林保全・間伐材利用」が高く評価されての受賞となりました。
いただいた表彰状です。法人会員の中林建設様による出展でした。
④森林土木の施工マニュアルに掲載
日本治山治水協会・日本林道協会が毎年発行している「森林土木木製構造物施工マニュアル」に、平成29年度より全天候フォレストベンチ工法が掲載されます。
林野庁に限らず、森林土木工事の設計に広く用いられているマニュアルで、工法選定に重要な図書です。7月下旬発行予定です。
⑤工法展示・パンフレット配布
昨年度に引き続き、国土交通省関東地方整備局関東技術事務所にある「建設技術展示館」に資料を展示しています。またこれに伴い、出展技術発表会にも参加し、多くの方に全天候フォレストベンチ工法を説明しました。
(※建設技術展示館における資料展示は今年12月までの予定です。)
建設技術展示館についての詳細はこちら
⑥ホームページの充実
当協会のホームページの充実をはかりました。施工事例を順次更新し、新たに参考資料を掲載しました。参考資料は、土木技術の専門家以外の方にもわかりやすいように、全天候フォレストベンチ工法の特徴を紹介しています。また、施工事例を紹介した動画を掲載いたしました。
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