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全天候フォレストベンチ工法 施工後追跡調査レポート③

法人会員 中林建設株式会社 営業部

過去に施工した全天候フォレストベンチ工法の実績を現状の写真を用いてご紹介するこの
コーナー。第3回は京都市で施工した工事をご紹介します。

<京都市動物園「京都の森」再整備工事>
施工場所: 京都市左京区岡崎法勝寺(岡崎公園)地内
施工概要: 全長30m 高さ1.0~1.5m 
垂直土留壁工を全天候フォレストベンチにて施工
発注者: 植彌加藤・岡田特定建設工事共同企業体 (京都市役所発注)
工事期間:2014年4月~2015年5月

当初の施工状況

【左上】施工前状況  【右上】連結ワイヤー施工状況
【右下】ボーリングマシンによる設置状況  【左下】間伐材組立状況

京都市の閑静な立地である二条通りに面し景観的に非常に美しいこの場所において、人工的で重量感のあるコンクリートの擁壁などを設置したならば、せっかくの町の外観を損ねることになります。このような景観面における特徴と、京都の森再整備事業の観点から当工法が歴史ある京都市動物園において採用され施工することとなりました。

補強材であるアンカーの設置は、転石混じりの礫質系の地盤で土被りが1~2m程度と非常に浅いことから孔壁の崩壊が懸念された為、通常のハンドハンマによる削孔から定置式ボーリングマシンによるケーシング掘りに変更して施工を行った。また、アンカー長は壁面高1.0m部で2.0m、壁面高1.5m部で3.0mと通常より長めに設定して十分な安定性を確保した。フレーム材、間伐材の組立は、決して広いとはいえない作業スペースの中、建築、電気、造園工事など他工事が輻輳する中、施工箇所などの調整を図りスムーズに進めることができ、事故やケガもなく工事を終わらせることが出来ました。

完成時写真

【左】西側(壁面高1.0m)    【右】東側(壁面高1.5m)

令和2年3月、コロナウィルスの影響により観光客がまばらの中、静寂な京都岡崎の森にフォレストベンチがありました。フェンス超しの写真となりますが、コンクリート擁壁の重厚さは無く、この工法が選ばれた理由が改めて理解する事が出来ました。

現況写真

京都市動物園内の北側に設置したフォレストベンチの現況。緑いっぱいです。

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