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第18回定時総会の様子-第2部-

2017年6月21日に開催された、第18回定時総会の様子をご報告します。

こちらは第2部は、総会にお越しいただいた会員のみなさまによる、様々なジャンルの講話をしていただきました。今回、運営側の人手が足りず、私は機器の操作をしていたため、写真が少ししかありません。ご了承ください。

①畠山重篤様 「森と海を繋ぐフォレストベンチ工法への期待」

NPO法人「森は海の恋人」代表の畠山重篤様による講話は、いつも面白く、今回はディック・ミネさんの歌も披露してくださいました。世界遺産に登録された富士山を守り、その麓に広がる森を守り、海を守る。その役割をフォレストベンチ工法に期待しているとおっしゃられていました。

②日置道隆様 「フォレストベンチ工法 技術と自然の調和」
仙台市輪王寺ご住職の日置道隆様による講話は、森は仏教の自然観・宇宙観である「諸行無常」の掟に従って新陳代謝を繰り返し、多種多様な生命の絶妙なバランスで土地本来の森は保たれているというお話でした。日置様は、より自然に近い森を作り上げるために、毎年「千年希望の丘植樹祭」に協力されています。全天候フォレストベンチ工法には、森を作るための「技術」としての役割に期待されていました。
また、輪王寺参道の伐採された杉並木のその後の様子、フォレストベンチで作られた森の斜面とコンクリートで覆われた斜面の現況なども紹介してくださいました。

左側がコンクリートの斜面、右側がフォレストベンチの森の斜面です。

③戸村澄夫様 「普及の加速はシニア会員の手で」
不動産鑑定士をされている戸村澄夫様は、今回新たに「自給シニアの会」を立ち上げられ、フォレストベンチ工法の普及にご尽力していただけるとのご提案をいただきました。社会経験が豊かで、長年培った人脈を活かして「人の役に立つフォレストベンチ工法」を社会に広げるために、ご活躍いただくこととなりました。

④栗原光二様 「関東の施工事例・伊豆大島指導施工の成果」
全天候フォレストベンチの生みの親で、(株)国土再生研究所代表取締役の栗原光二様による、施工事例紹介です。
昨年末より続けて施工した事例を、開発者の想いを込めて紹介していただきました。これまでの防災は、災害が起きたあとの被災地の修復が多かったが、「未然防災」のケースが増えたと実感されていました。犠牲が起きる前に「未然防災」の実現が望ましいのは言うまでもありません。全天候フォレストベンチ工法を「未然防災」に最大限、活用していきたいとおっしゃられていました。

横浜市で施工中(2017年6月現在)の事例です。施工前、崖は今にも崩れ落ちそうです。

フォレストベンチ1段目を設置。今後さらに施工を進めます。

⑤村井俊治様 「地震予測の現況と課題」
当研究会の顧問で、(株)地震科学探査機構会長でもある村井俊治様には、ライフワークでもある測量による地震予測の現況を紹介していただきました。総会の前日、豊後水道を震源とするM5.0、最大震度5強の地震が発生しました。熊本地震の時の様子と比較して、今回の地震がどのような前兆があり、どのように発生したのか詳しくご説明いただきました。

⑥太田英将様 「斜面の大敵は水圧だった」
(有)太田ジオリサーチ代表取締役の太田英将様は、様々な災害の現場を見てこられて、斜面から飛ばされた巨石やその跡に残された穴などをヒントに、斜面を崩す最大の敵は水圧だとの結論を導かれました。唯一の実用的予測手法である「土壌雨量指数」に示される、土壌に貯まった雨の量(水圧)を逃がすための斜面管理を説明してくださいました。

⑦里中新一様 「九州の施工事例」
中林建設(株)土木部工事課長の里中新一様による北九州市での施工事例紹介です。法人会員の(株)環境開発様、中林建設(株)様が施工された「都島展望公園園路拡幅工事」にて全天候フォレストベンチ工法が採用されました。今回、前面には間伐材を用いず、日野市のケースと同様、竹材を用いて施工しました。
また、2004年に竣工した滋賀県大津市の施工事例の現在の様子も報告してくださいました。

完成(2017年2月)
フォレストベンチ平面部への階段を取り付けました。

詳しい資料はこちらをご覧ください。

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