現場だより(平成30年11・12月)

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◆今回のハイライトは何といっても去る11月30日、宮崎県議会 防災・減災特別委員会へ呼ばれて、意見を述べさせて戴く栄誉に与ったことです。会議には宮崎支部の川添支部長と西村編集係の二人も同席してくれました。

◆同委員会は、今年4月18日に設立されて、既に6回の会議が開催された由で過去に幾度か設置された経緯があります。今回の開催は、“西日本豪雨災害など気候変動に伴う激甚災害に備えたものとのことです。

◆私は予てより、当県の防災・減災問題に関心を抱いておりましたので、降雨災害・のり面災害に加えて、南海トラフに伴う巨大津波対策を挙げて、3本柱をテーマにお話しました。

◆宮崎平野は、海岸部に大きな危険が潜んでおり、近年の海岸浸食は全国的に見ても著しく、際立っています。そして日向灘に面する宮崎平野は、実にのっぺりして、波を受け止める自然地形は存在せず、丸裸の状態です。

◆しかも、名勝地“青島”を囲んで広がる天然記念物の「鬼の洗濯岩」を踏みつけてコンクリート防潮堤を設けることは、今後の観光に大きな支障となる為、県民の命・財産と執るか、天然遺産を採るかの、難しい判断が求められています。

◆私は支部長の報告にあるように、両方とも救えることを提案しました。

日向灘の“灘”という名称は、古き時代の先人が、この海域に何れ訪れる海の難事に注意して臨むように、という警告を伝え残したのではないかと思うこの頃です。