現場だより(平成30年3・4月)

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◆7年目の3.11を迎えて、全国放映された東日本大震災の報道では、高さ14.5mのコンクリート防潮堤が、威容を呈していました。

◆三陸のリアス式海岸の自然とのトレードオフで得られた、高価な防潮堤ですが全長400kmのうち4割に当たる160mが完成し、見るからに高価な構築物です。

◆しかしその効用が如何なものか、懐疑的です。先ず100年後、次の巨大地震まで、コンクリートが耐久性を維持しているかどうか、多くの人達の注目を浴びています。

◆高さ14.5mのコンクリート防潮堤は、津波どころか海の風景すら人々の暮らしから遮断してしまうので、海洋民族である我々の子孫は、我慢できずに防潮堤の改造が始まることが懸念されます。

◆防潮堤とのトレードオフで捨てられた自然への回帰が希求されると、より高価なコストが必要になります。人々は掛替えの無いものに対し強い希求の念を抱くからです。

◆自然とのトレードオフには、極めて高くつくことを教えられそうです。