現場だより(平成29年1月)

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◆年が明けまして、早々と受注の話が入って参りました。三つ目に飛び込んで来たのは、神奈川県川崎市高津区の住宅街で、崩れかかった高さ10m程の崖を修復強化する物件です。

◆連絡は、昨年、真鶴町の大久保邸裏山の施工事例を見学戴いたコンサルタントの地盤品質判定士の方からのメールでした。採用が決まるまでには、他の複数の工法との比較という手続きが必要で、今後の情勢次第です。

◆現地見学を二度も経験されただけあって、フォレストベンチ工法の知識は豊富で、既に測量を終えて横断面が出来ており、階段状の形状はこれでどうか、という問い合わせでした。このように周到な問い合わせは初めてで、大いに驚きました。

◆しかしもっと驚いたのは、計画図の署名欄に「○○市 建設緑政局 みどり保全整備課」と記されていたことです。

◆本来なら「土木局或いは建設局」だった筈の部署ですが、近年の情勢から「緑政局」に改められたのだと思います。咄嗟に「グリーンインフラ」の影響で、脱コンクリートのり面が増える兆候では無いかと、身が震えました。

◆人の目線より上部空間を占める切土のり面が、一面緑で覆われれば、人々の気持ちは大いに和らぐのでは無いかと、今年の運勢を感じた一瞬でした。