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現場だより

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現場だより(平成28年7月)

◆工事の前触れのお報せです。3年前になりますが、伊豆大島は平成25年10月26日台風26号で甚大な土砂災害を受けました。その復興策として本研究会は、フォレストベンチ工法を用いて、被災前よりも観光資源を安全に保ち、寧ろ観光機能を拡張する案を盛り込む提案を続けて参りました。

◆被災直後は、何れの地域も身動きが取れず、つい対応が遅れてしまいます。伊豆大島の場合も旧来の会社に先を越され、新しい提案は霞んでおりましたが、ある請負会社からは。フォレストベンチ工法に切り替えたいとする要請があり、救済に乗り出す動きもありました。三原山の溶岩層へ1m程の鋼杭を打ち込む工事が主体になっていたのです。

◆それと並行して、別の本庁部署が、フォレストベンチ工法を採用したいと、森林部門のコンサルタントを通して図面作成の指導を依頼してきました。現地担当部署は大島支庁です。伊豆大島の中心部である元町地区に対し、島の真裏に位置する「泉津」地区に採用しようというものです。

◆他の幾つかの工法と比較して、優劣を評価するモデル工事(品評会)と云った意味合いを含んでいるとのことです。住宅の近くであれば、緑化や庭の機能がアピールできるのにと、残念な気持ちも半々です。

◆大島支庁からの依頼は、施工と見積りの出来る熟練会社を3社選出し、紹介して欲しいというものでした。コンサルタント会社には歩掛を伝えてあるのですが、経験の無いフォレストベンチ工法に関しては、発注者として慎重を期して居られるのでしょう。

◆伊豆大島に限らず、ジオハザードからの復興は何れも遅れ気味なので、都知事選の影響を受けずに、速やかな発注がなされることを願う次第です。