現場だより
現場だより(平成28年2月)

◆2月19日現在で一段目の凡そ27m2(長さ18m×高さ1.5m)が完成して施主の種田氏も安心された様子です。
◆種田邸の左右隣には、土砂災害の一部が庭へ入り込んで被災された地主が居られ、その厳しい監視の下で、細々としたクレームを受けていたが、工事が進むにつれてそれからも開放された様子です。
◆施主からは、裏庭に当たる一段目には間伐材による被膜設置の要望も出されており、形が見えると景観にも配慮されるゆとりが出るようです。
◆散歩がてら工事を見ようと立ち寄る人が毎日訪れており、立て看板にパンフレットを貼るなど、PR効果も生まれています。
◆技術的な問題を挙げるとすれば、斜面がずれて移動した土砂を相手にアンカー力を打設しているので、地山への到達が深くなる傾向にあることです。何処かで支圧板方式との組み合わせが、必要となる可能性があると考えています。