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現場だより

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現場だより(令和2年1・2月)

◆コズミックフロント(宇宙からの地球診断)というNHK番組が、正月早々の1月9日に放映されました。地球が赤くなる(森林火災)地球が解ける(氷が・・・)地球が白くなる(サンゴの大量死)といった、厳しい項目が警告の形で解説されておりました。

◆当研究会顧問の村井先生が専門とされる、“リモートセンシング分野”であり、地球観測衛星が地球の危機を発見から、治癒に貢献する可能性までが、盛り込まれておりました。

◆しかし、人類によって地球が痛めつけられて、気候変動を起こしている、という暗いニュースばかりではありません。海水温上昇の原因をなす“オゾンホール”が、30年前のフロンガス規制のモントリオール国際協約以降、少しずつ縮小しており、人間の努力が実りつつあるということが高く評価されておりました。

◆地球を元の状態へ戻すには、まだ百年以上を要するでしょうが、我々には、今後巨大化が予想される台風に対抗するに、“樹林化(緑化)という武器”が存在します。地球が“自給してきた緑”は、生長しながら強力な根の引張り力で、地表を掴み不動に保ってくれます。

◆昨年の台風19号が東京都西部を襲ったとき、“高尾山”下の八王子ジャンクションで育った樹林は、隣接する多数の圏央道のり面が崩壊するのを尻目に、全く無傷でした。

◆アンカーやワイヤーで形成された“階段状水平面上で育つ潜在自然植生”ふるさとの森は、世代交代を繰り返しながら恒久の引張り力を発揮して、斜面を守っていると確信しました。

◆地球温暖化が“何れ”終息する時には、“樹林化以外の手法”も加わって地球再生が図られていることでしょうが、人工的引張り力が老朽化した後も、我々が求め育てた樹林がその先鞭を成して気候変動に対抗してくれることを、心強く思った次第です。