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現場だより

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現場だより(平成31年3・4月)

- 遊水機能という新しい働き -

◆3月11日(月)の朝のNHKニュースで報道されたものの中に“宮崎市が津波対策で揺れている”というのがあって、注目した。

◆宮崎市は県都であるが、県全体が過疎化に悩む中、宮崎市だけが人口増加しており、5年前にハザードマップで示した低湿地帯に住宅が急増した為に、そこへ津波が押し寄せると浸水の深さが1mで、相当な被害が生じるであろうという。

◆人口増による住宅地を安く提供する方策として、低湿地が対象となったが、それが新たな火種になったのである。

◆昨年暮れ11月30日に県議会の防災・減災対策特別委員会で波状岩の景観を損ねずに津波を避ける“海中防波堤”を紹介したばかりだったが、次の心配は内陸部の低湿地が対象であった。

◆海中防潮堤は、市民の知る処ではなかったが、漸く宮崎で南海トラフ巨大地震の脅威が身に迫ってきたようである。

◆“とっさに考えたのは”海中防潮堤を乗り越えて来た津波の海水を同じ透水網製柵を用いて浸透させ、”柵の外側“に遊水させる方策であり、“陸中防潮堤”と名付けた新しい堤防である。透水柵を透過した海水が静水状態を保てば、人の命を危うくすることは無いのではないかと思ったのである。